JR東海の国鉄時代に造られ最後まで残った車両
この車両の引退により中京圏から国鉄時代を走った旅客車が姿を消しました。
国鉄最後のダイヤ改正1986年11月、中京地区の東海道線快速増発による117系の増備用として2編成8両配が備された車両で、登場時、青帯に白線の入った中京色と称された帯色でしたが、わずか2年ほどで湘南帯へ変更され、JR東海発足以降製造された211系5000・6000番台と一見区別がつかなくなりました。
前面貫通扉と助手席側の窓の大きさ、クーラー、スカート、セミクロスシートと注視すれば識別ポイントは多いのですが。
引退数日前の関西本線、永和〜白鳥信号所 間へ。
もはや朝夕のみと寂しい運用でしたが、朝運用での区間快速で、力走する211系0番台を見る事ができました。
現地着と共に来た下りDF牽引タキを踏切から。
後ろ2両は黒タキでした。なんだか少し嬉しい。
関西本線を区間快速として力走する211系